辿り着いたのか寄り道か、そんなカメラ、Leica M-A
昨年の12月の京都で一年近く温めていたシルバーのM-Aをinoさんにサプライズお披露目されて一ヶ月。
数枚撮影させてもらいその感触に驚いた。ただ持っていたM4もあるし「うおー、めっちゃいいっすね。でもまぁ、僕はM4大事に使い続けますよ」と言った記憶がある。
昨年末引き伸ばし機を自宅に迎い入れたことはそのうち別の記事で書くつもりでいるけども、年齢的な嗜好の変化か、心底渇望している類いのものではない新製品にいちいち踊らされるのは少々馬鹿らしく思えてきていて、2022年は今やりたいことをとことんやろう、と年末年始に考えていた。
過去の機材たちを振り返ってみると一度も新品のフィルムカメラって買ったことないな?チェキと写ルンです以外で新品のライカのフィルムMボディ買えるってめっちゃありがたい話じゃん。一生に一回ぐらいは新品のフィルムカメラ買うのもいいな、と。
(自分よりも年数も台数も多くオールドを使ってる人にBCボディ買うならM4かM-Aか、と話をして、M4!と答えが帰ってくるだろうとほんのり先読みしたつもりが、M-A!と即答されたのもかなり響いた)
M11どうしようかな?なんて去年考えてたけども、リリース目前でもっともっとしっくり来る、今の自分の背中を盛大に押す一台を手に入れた。
ギア買うキャッチボールではないんだけども、あれから1ヶ月、今日inoさんと東京で会うことになっているので、色々と鮨食いながら話をしてニヤニヤたいと思う。
こっちはリアクションが薄いと言われている側だけど、今日はどうでしょう?w
買って使って思うところ、ファインダーが現行新品で、MM,M10-Pと同じ貼り革になっていてM10と同じ感覚になるところがまず凄い。
M4にあったセルフタイマーもなく、M6,M7,MPの電池蓋もなく、握った右手の指先が現行のしっとりシルキーな感触、なんとも落ち着く。
(何もないすっきり感はM4-2、M4-Pでも味わえるけど)
ちょい硬いな、と思う感じもあるんだけども、緩さと遊びは全くない。さすが現行品、発表当初は超絶馬鹿にしてたけども、凄い。
空シャッターを切って巻き上げる感触を愛でつつ酒を飲む趣味は全くないので、とことん使い倒してエッジがガンメタ、いぶし銀に輝くように一緒に歳を重ねたいと思う。
はい、これが噂の銀箱の中のオマケ。
22年1月の値上げで1本2千円(流石にTRI-Xが鎮座する場所じゃないっしょ・・・とは思うけど)
20ー30年ぐらい前の、フィルム入れずにライカぶら下げて歩くおっさんとか、借りてシャッター切ったらフィルム入ってる!って怒られた話とか読んだことがあるけど、今よりフィルムクソ安い時代にホントかよ?と、逆に今そんなやついないよな?w
フィルム入ってる状態で切られても別に怒りもしないけどなんだろう。
シルバーはエングレーブ付きでカラーを、ブラッククロームは無印でモノクロを撮る機械として定着した我が家。
2015年頃にM6TTLの0.72Silverと0.85BCをMM使うからお役御免で手放したが、結局7年越しで違う形でSilver&BCが布陣が復活してしまったな、しかもデジタルも同じ組み合わせで。馬鹿だなーと思うけど結局この辺の好みだけは全然ぶれてない自分に安心する。
ただカメラもレンズも大事ではあるけど、インプット装置。その後のプロセスは自由度もやり込み要素も多様で失敗や試行錯誤の連続で機材にフォーカスする以上に深くて楽しいし、今はプリントとそれにまつわるetcが心地よく感じる。とはいえ気持ちよくインプットできる装置が手に入ったのは素直に嬉しいし、今年やりたいな、と考えていたことを後押ししてくれるだろうし、思いがけない形でカットインしてきたM-Aの流れはまた素敵ね。
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