くるしゅうない、近こう寄れ 〜新型Summilux 50mm ASPHがやってきた〜
Summilux 50mm APSHが5度目のピントズレを起こしそうな雰囲気を醸し出し、もうOHで8万取られたくねぇよ!初めて買った現行レンズだったけど、さようならきっと好きだった!と放出して2年とちょっと。
出る出ると言われなかなか出なかった新型が発表され、発売日の朝手元に届いた。
ようこそ!
主な特徴としては、絞り羽根が9枚→11枚に増え、f4で顕著だった金平糖がそこそこ軽減されましたよ、と。
距離計非連動ながら、最短が70cm→45cmに。(繰り出していくと、フォーカスリングもちょっとずつ繰り出してきてなんだこれ??な仕様)
M11に合わせて高画素対応。
正しい情報は不明だけど、2群目あたりのガラスが新しくなったとか、
公式のテクニカルシートではフローティングエレメントの記載が抜けてるとかMTF曲線が前より悪くなっていて、そんな訳あるか?の状況。
※中心の数値はかなり良くなっていて、f2.8のサジタルのグラフが一部下がったように書かれてる。
後、うろ覚えだけど、コーティングの色も変わってる感じする。
そして鏡胴太くなってデザインとしては・・・・・になった。
はい、寄れた!
前のレンズの描写はとても好きで、リリースしたくてリリースした訳じゃなく、色々オールド使ったり、現行風味ならNokton 50mm f1.2でいいでしょ、とぼやきながら過ごしてきた。
色乗り、シャープさ、像の立ち上がり、コントラスト、うまく表現できないが、Noktonも近いんだけどなんか違うというモヤモヤと、絶対Lux50はアナウンスされてないけどサイレントで色々マイナーバージョンアップされてそうだから近年もの手を出してもいいか?とか思いつつ我慢する日々だった。
そんな日々に別れを告げ、いざ実践、と早速曇天の試写んぽ。
あ、これこれ。

そうそう、ハイライトが破綻せずに淡く残り続けるこの感じよ、変わってない、よしよし好き好き。
あれ?なんかピント面の立ち上がり違う感じする。
見慣れた写りだけど、シャープさがちょい増しな気が。

プレビューで見て、「ああ、これよ、Noktonでは出ないアレだ・・・・」
(NoktonはNoktonでいいから手元に残すけどな!)

うん、知ってる絵。

ちょい絞るとサイコーに好きなあの絵でしたね。
「ああ、これこれ」と「ん?」のミルフィーユ。
はい、、、、語彙力を失う説得力、正直手持ちのすべての50mmの中で一番好きだな。。。
ぷらぷら渋谷まで。
お前、開放そんな写ったか?

この気持ち悪い立体感は見覚えがあるw

f1の出番は完全になくなったかもしれない。。
(まあf1はf1だし、これまた手元に残すけどな!)

絞った遠景の安定感は抜群。

帰ってRAW開いて「????」になった一枚。
解像度、明らかに上がってるし、ハマったときの像の浮き上がり、前の型ではお目にかかったことないレベル。
(と言っても、あー欲しかったのはこの描写よ!と変わってない感じも残っていてとても不思議)
適度に柔らかくていいっす。
ベンチマークになっているオブジェクトが一番多い代官山方面にも足を伸ばす。
はい、主キー・・・

キレキレとオールドっぽさの両立、いいね。

開放のこういうシーンではキレが増したな、と感じることが多かったかな。
半段絞り。

ずっと曇天だったけど、最後日が差した。
ハイライトのトーンに余裕が出た印象。もっと使いやすいレンズになったと思う。
ただ一日使ってみて、近接使おうとしていちいちLVに切り替えるなら最初からSLで使ったほうがストレス少なくていいわ、と思うところも正直あった。後、開放で近接すると緩すぎて使いもんにならないから絞って使おうぜ、という感じ。
絵の完璧さ・レンズの性能から見ると、SLのアポズミだったり、Mのアポズミ50とか、LマウントのSIGMA 65mmの方が断然良いのだけれども、ちょっとオールド感が残ってたまに顔を出す、絶妙な塩梅がいいのよね。このレンズに関してはMTFとかスペックからは読めない妙な色気と魔力が本当にあるわ。
Comments are Disabled