魔力にやられてレンズを買ったの巻・改(Elmarit 28mm 1st)

2019年に書いた記事の続編。
Elmarit 28mm  1stが生え変わった!

2000年代前半ぐらいのレンズ好きなサイトでライカのレンズを何回も買い替えてドヤっているような記事を多々目にした事はあったが、病気だなー、縁遠き世界にぐらいにしか思ってなかった。まさか自分が同じレンズで入れ替え始めるとはな。。。w

昨年超絶安値で手に入れてその時は満足していたものの、このレンズの持病、中玉にバルサム切れがあって中心は解像するものの周辺は甘甘の描写。
バルサム切れしてないレンズは周辺までバチっと写りますよ、と目利きの山の主は言う。
ちょいちょいノラで見かけたら試写して何となく違いが分かってきていた。
2020年前半、緊急事態宣言で広角の出番ないし、いいタイミング、と腕利きの所にオーバーホール持ち込んで感触は劇的に良くなり描写も多少改善した。(一応無限来てたように思えたけど、1枚逆で入ってたとか言われた・・・・)

最近赤ズマロンを買ったことでカス玉に出番はない雰囲気になったこともあり、上手いこと状態いいやつに乗り換えたいなー、とバカになってる某店の買取金額通知を見ながら悶々としていた。
自宅で美味しいクラフトビール飲んでほろ酔いの中、平地なのに山の地名にあるお店から状態ミントの玉入荷しました〜と通知が。
バルサム切れしてない玉は数少ない、これはチャンス行けぇ!ということでホントに即予約、翌日カス玉の下取りの予約を某店に入れ退路を断ちつつ、TXに揺られた、遠い。。。w

近接の試写1枚目でコレはキタ!と打った瞬間ホームラン的な感覚。
念のためガラスのチェックはガッツリ。
一枚目で確信してもういいや、買いまーすと思ったのに、外でも試写してみてください、とか言われるので仕方なくw
一応無限の確認とかもあるからね。

会計した後に前玉の枠が微妙にズレていて調整が必要だ、となったんだけど、取りあえず撮りたい、ということでひとしきり撮ったら送り返して調整してもらうことにしてまたTXで帰る。以下、プラプラ試し撮り。
持ってたやつとホントに同じレンズですかってぐらい写りが違って正解だったな、と思う。

全ライカレンズの中で1番好きな佇まい、レッドスケールハァハァ。
生産国のこだわりは全然ないけど、ジャーマン兄貴からカナディアン弟になった。
パッチンのペイントもほぼ完璧に残っていた。いやーめちゃめちゃ綺麗でカッコいい!

以前も書いたけど、後玉出てるからM型の露出計は正常に動かない?SLには付かない?
それがどうした、そんなこと気にもならないぐらいこのレンズ好きだ。
-0.7〜-1.3で露出計をアンダーに設定しておけば他のレンズと同様に使えるし、周辺のカラーシフトはM10でが全く無い。アンギュロンと比べるとほぼ普通のレンズと思って使えるぐらいw
後、SLは無理だけど多分センサー周りの土手が低いfpは付くんじゃないかな、α7系はギリいけるようだし。

ベンチマーク的な定番コースで試写。コレで開放・・・・(未だに信じられない) 無限は中央以外はほんわかなるので、無理せず絞りましょう。

近接は中心のシャープネスが開放からバリバリ来るからか手持ちのレンズと見比べるとお気に入りの50mm、ズミクロンリジッド後期をそのままワイドにしたような写り。コレも開放・・・。
他の世代もそれぞれ特徴があって、良さがある。
2000年頃の雑誌見てもこのレンズはやばい、と言われていて、なんかそんな定番の王道コースたどるの嫌だなぁ、とずっと思ってるんだけど実際各世代使ってみて初代に行き着くというのは使ってみてそうなるのは好みを追いかけていると仕方がないのかな、という感想。

製造本数は3200本、ちょいちょい売られているのは見かけるもののバルサム切れしてない玉はかなり少ない(ぱっと見で判別するのはかなり難しい)
ほぼもれなくバルサム逝ってるから、バル切れしてない個体はどうして今に至るのかかなり疑問に思ったりもする。
途中で純正OH時に手当されたぐらいしか思いつかんけど。
年数本しか手を出して良さそうな玉見かけないので、キッチリ整備しない知識も大してないテキトーな中古屋さんで買う時は超慎重にどうぞ。

製造本数が少ない上に劣化した玉ばっかり、こんな状態の良い玉に巡り合うことは稀。これはマジで手放せない一本になった。
ブラッククロームで8枚玉と同じ鏡胴デザインなのに後玉出てるおかげで敬遠する人が多くて高いけど安いと思うんだけどなぁ?
あ、リリースした格安ジャーマン兄貴はOH済というのもあり?買ったときの4倍の値段、手元にあるレベチに状態のいい玉の購入額より10万以上高いお値段がついて某店にならんでおりますw

以下作例

カラーネガでも印象同じ。

以下M10-P
改装工事前のヒルズ。開放でこの写りはチート。
キレありつつ収差のバランスとハイライトの柔らかさが60年代ライツの良さだと思うんだけど、まさにコレって感じ。

代官山

散歩圏。
猫、最短70cmだけど、部屋ではあんま使わんっすね(笑)

M10-Pが故障中にMM(Typ246)で。
なんかブラックボディにブラックレンズの組み合わせが嫌い過ぎてこのセットでは全然使ってないw

新宿。 ホントいい買い物できた、満足!
といいながらこの後立て続けに名玉に手を出すのであった・・・・続くw

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